はじめして、水林亭の原田と申します。
少しでも興味をおもちくださり、弊館のウェブサイトにお越しいただきまして、有難うございます。
ちょっと堅苦しい表現で、ご迷惑をおかけするかもしれませんし、画像もなにもないページになります。しかし、真心を込めて記載しまた。ぜひ最後まで読んでいただき、お問合せ、ご予約していただけると幸いです。
わたくしども水林亭は、福島県郡山市の外れの磐梯熱海に位置しております。
私は今年令和7年で45歳になりますが、30年前くらいの熱海町の旅館街は、日本人も海外の人もたくさんいて、とても賑わっていました。
夏になると、マジックショーや歌謡ショーなどが催され、親にもらった屋台のチケットを握りしめて焼きそばやたこ焼き、焼き鳥を頬張り、楽しんだ思い出があります。
今はどうかというと、そういう催事はありません。
しかし、ひとつひとつの宿が趣向を凝らし、個室露天風呂や展望風呂を備え、個性豊かな料理を提供されています。
うちはどうかといいますと、水林亭は東北大震災の年に誕生しました。
水林亭になる前は、大和という旅館です。耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。
そこを私の父親が購入し、今に至っております。
息子である私は、大学卒業後に起業し、プログラミングの世界へ飛び込みました。それを継続しながら不動産業や運送業の仕事に携わり、飲食店を営んでおりました。
飲食店はコロナがきっかけで廃業し、それからはプログラミングの仕事を継続しながら行政書士として生計を立てております。
年齢は誰にも平等に訪れます。父親は78歳となりました。
私もいつの間にか44歳になってしまったのですが、業務を助けるために旅館業に携わることとなりました。立て直すために、という言葉があっているのかもしれません。
水林亭は、古いです。
ただ、見た目が古くても、中は最先端でありたい。
90歳のおじいちゃん、おばあちゃんが、スマホをブラインドタッチするように。
SNSの発展により個人主義が加速しました。
個人主義が加速することにより、誹謗、中傷、いじめ、様々なハラスメントも激しくなり、ひとりひとりが生きづらくなるという矛盾が起きています。
こういうときこそ、旅、ではないでしょうか?
「観光」ではありません。「旅」です。
大辞林では、
観光をひくと、「他の土地を観察すること。また、その風光などを見物すること。観風。」
旅は、「住む土地を離れて、一時他の土地に行くこと。旅行。古くは必ずしも遠い土地に行くことに限らず、住居を離れることをすべて「たび」と言った。」
とあります。
他の土地を観察することも有意義です。著名な哲学者が言ったことですが、「知識を増やすためには、読書か旅をすることである」というのがあります。
「観光」ではないのか、と30代の頃に思ったことが、水林亭に携わるときに思い出したことです。
では、「旅」とはなんなのでしょうか。
大辞林のままのことなのでしょうが、私は、旅と読書は似ている、と思います。
なぜ知識を増やすためには読書と旅なのか。
私は、今までにない経験ができるから、だと考えています。
とある背景をもつ主人公の気分になって、その主人公と同じ体験をする。または主人公ではなく別な登場人物の体験も経験する。自分自身が経験できないことを経験できる。初体験が可能なのです。
旅はどうでしょうか。
旅は、特にひとり旅がいいです。
自分ひとりで見知らぬ土地へ行き、自分自身の行動で全てを決める。その行動をとる選択で、事後の行動もまた自分自身できめなくてはならない。
もちろん、決めずに流れてみることもありです。
といった行動をとっていれば、自ずと決められたいつもの生活とは違う体験、気持ちが顕れてきます。
いつもと同じ時間に起きて、顔を洗って歯を磨いて、車に乗るか、電車に乗るか、職場へ行く。
休みと違っていつもよりも遅い時間まで寝て、食事を摂りゆっくり休む。
今回は、いつもと違った行動をとってみませんか?
ここまで読んでくださった方ならば、わたくしどもが提供しているスタイルにきっと興味をもっていただいたはずだと、確信しています。
観光バスに揺られ、降りて中へ入り、チェックインしてお菓子を食べて風呂に入る、そして夕食、そして寝る、風呂は1回入ればそれでよい。
寝る。
朝食をがっつく。
宿をでる。
私には何が楽しいのか、料金を払いながら、施設に踊らされているようで、苦痛でしかありません。
自分の時間は、自分自身がどうしたいかで、自分が使う、ものです。
ぜひ、あなたが決めた時間を、贅沢に使ってください。
あえて、画像も装飾もしない、(いちお広告)ページをご覧くださり、有難うございます。
ぜひ、電話かLINEでのお問合せ、ご予約をお待ちしております。
6月18日にウェブサイトを作ったばかりでして。
施設の情報や、予約ページなど、まだまだ不足しています。
次第に内容は増えてまいります。
ご不便かけて申し訳ありませんが、
水林亭を宜しくお願い致します。
水林亭
管理者・ソムリエ:原田